2020年02月13日

方言バージョン

「いかに少ない文字数で多くを語らせるか」が
字幕翻訳の勝負どころです。

1秒につき4文字という制限があるので
ちょっと聞き取れる人が字幕を見ると
この単語が訳されてない、とか
大胆な意訳を見て間違ってる、とか
思うのはそういう訳ですね。


言うつもりはないけれど、顔を見ると
口をついて言葉が自然と出てくる

・・・そんな内容を
2秒強=10、11文字以内で訳出せねばならず
頭を悩ませていた時に浮かんだのは

「顔を見ると言わさる」。(9文字)

あー、なんてぴったりな!
字数もバッチリ。
しかし・・・使えない。

なぜなら・・・「言わさる」(北海道弁)だから。
仕方ないので、結局はこうなりました。

「顔を見ると つい言葉が」。(10文字)

吹替では、方言バージョンが作られた
という話を聞いたことがありますが
字幕では難しいでしょうね。

もっとも、原語が訛っていて
その訛感?を出すために
適当な方言を当てることはあるようですが。
posted by chanmiyu at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | 映像字幕翻訳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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