買い物の帰り道、自転車に乗ったおじいさんに
声を掛けられました。
“〇〇園はどこか分かりますか?”
聞き覚えのない名称でしたが、話を聞いてみると
バスがこの辺を通ってるから
その建物もこの辺じゃないかと思うんだけど、
とのこと。
少なくともここは路線バスのルートではないし
送迎バスのことだとしても心当たりはない。
教えてあげられないのが残念だったけど
どうすることもできなくて
すみません、とその場を立ち去りました。
その後もおじいさんは通行人を捕まえては
同様の質問をしていましたが
答えられる人はいない様子。
話し方はしっかりしてるし自転車にも乗ってたけど
80歳くらいでご高齢だったし
そもそも、そこに行きたいのか
それとも、ただ場所を知りたいのか
バスとは何のことだったのか
〇〇園とは何なのか
どれも今一つ、ハッキリしないのです。
あとになって考えると、あれこれ気なる。
もっと親身になって
一緒に探したほうがよかったかな。
情けは人の為ならず。
もやもやとした気がかりを残さないためと
将来、自分が困った時に誰かの助けを受けるために。