2019年11月02日

「ロマン」

毎年、東京国際映画祭と同時期に開催の
「コリアン・シネマ・ウィーク」。

事前申し込みで無料上映が当たったので
行ってきました。

今日の上映は「ロマン」(2019年)。

歴史ドラマ「イ・サン」の祖父王(英祖)役ほか
日本でもおなじみのベテラン俳優イ・スンジェと
上品な母親・祖母役でよく拝見するチョン・ヨンスク主演。

結婚45年を迎えた老夫婦が共に認知症を患い
日々の生活や息子夫婦との関わりに困難を抱えつつも
それまですれ違っていた互いを労わりつつ・・・

高齢社会では、どこにでもある話で
見る人によって、当事者だったり子世代だったり
何かしら感じるところはあるように思います。

ただ、どうも物足りなさを感じるのは
もしかしたら、余りに綺麗すぎるからか。

人もそうだけど、生活がキレイ。
お菓子をぶちまけても、拾って食べるのに
全く抵抗がないくらいに、キレイ。

共感するのは別のところであって
日常にリアリティを求めたわけではないのかな
とは思いましたが・・・


また、本編に関係のない所では
字幕が気になりました。

東京国際映画祭の関連事業だからか
日本語だけでなく、英語字幕も同時に出てました。

横下(画面の下部に横書きで)に英語
縦右(画面の右端に縦書きで)に日本語

縦字幕は1行に出せる文字数が横よりも少なく
翻訳者には条件が厳しくなります。

ま、それは置いといて。

横下に出る英語のフォントが気になりポイントの1つ。

何て名前のフォントか知りませんが
クエスチョンマークが
アルファベットの「S」を反転させたような
独特のフォントで、ついそっちに目が行ってしまう。

そして、英語字幕と日本語字幕のタイミングが
微妙に違っているのが気になりポイントの2つ目。

字幕はセリフ(音)のタイミングで表示しますが
それが厳密な日本語に対して
英語字幕は早かったり遅かったり。

ハコ割り(セリフのどこまでを同じ字幕にするのか)が
違うのは仕方ないとして
同じハコ割りなのにタイミングが全然違うので
画面の下と横で絶えず字幕がパチパチしてる感じが
気になりました。

まぁ、そこまで気にするのは
映像翻訳に携わる人だけかもしれませんが
揃えるのは難しくないように思うので
何か大人の事情でもあるのかと・・・

ちょっと斜に構えた映画鑑賞でした。
posted by chanmiyu at 22:18| 東京 ☀| Comment(0) | 映像字幕翻訳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする