2017年05月03日

優しい日本人

宿直明けの、ガイヘル。
昨夜の勤務開始が18時で
帰宅できたのは18時半でした。
疲れた。

ガイヘル終了間際、
ああ、無事に終わったと半分安心したところで
やっぱり無事では済まなかった。

大雑把に説明すると、この利用者さんは
時々、大フリーズを起こします。
そしてそれは下車予定駅で起こり、電車から降りられず。

数駅行き過ぎたところで、致し方なく
同行のヘルパーと2人掛かりで強制的に降ろしたら
今度はホームで座り込み・・・

1時間経った頃に事業所に相談し、最終的には
保護者に迎えに来ていただきました。

お仕事や所用をこなすため、あるいは
しばし自分の時間を持つためのガイド利用でしょうに
このように煩わせてしまったことには申し訳なく思います。


ここから先、人によっては私の対応を
不満・不快に思われるかもしれませんが
専業ではないヘルパー=最も一般人に近い目線で感じたことを
ちょっと書いてみます。

今日のポイントは、この電車内。
座席にもまだ余裕があるほどの空いている車両で
降りない!と踏ん張る利用者さんは、床に大の字。

ああ、周囲の乗客の皆さん、すみません。
こうなってしまうと声掛けくらいではどうにもならず
子どもではないのでヘルパー2人で掛かっても
動かすのはなかなか大変なのです。

仕方なく、少しの間は放置して様子を見ていたのですが
その時の他の乗客の反応は、見事なまでの、無視。

日本人としては基本的な行動パターンで、理解できます。
が、誰がどう見ても、目に入らない方がおかしい異常な事態。
なのに、誰一人としてこちらを見ず、スマートに避けている。

まずは感心しました。
そして時には、あからさまに冷たい視線を感じたり
暴言を受けたりすることもある中で、感謝もしました。

でもそんな時、私が最も期待する反応はちょっと違います。

もっと普通で良いと思うのです。

普通とは、また難しい表現ですが
私ならあの光景を見て、まずは可笑しくなります。
小さな子どもではない人が、電車の通路で大の字。
あらあら、何やってるの。

嘲笑されるのは辛いですが、あらあら、クスッ、は歓迎です。

笑う気分になれない人は、本当にごめんなさい。
優しく無視しといてください。

そしてもし、大変そうだな、声を掛けてみようか
と思えたら、思い切って声を掛けてみてください。

状況によっては
こちらで対応できます。
大丈夫です。
お気遣いありがとうございます。
・・・と答えるかもしれません。

でも「大丈夫ですか」「手伝いましょうか」等の一言は
実際に行動する・しないに関わらず
困っているヘルパーには、とても嬉しいものなのです。

このしんどい状況で、味方がいる。
味方とまではいかなくても、暴言や嘲笑とは対極の人がいて
周囲への気遣いと当事者の対応に追われている
ヘルパーにとっては、何よりの応援です。

直接手を貸してもらわなくとも
これによりヘルパーは当事者に集中することが出来て
もしかしたら早く事態を収めることができるかもしれません。

最近、鉄道各社では
視覚障害者のホーム転落事故などを受けて
困っている人には積極的に声掛けをお願いします、
と呼びかけていますよね。

知的障害はまたちょっと事情も違いますが
基本的には「お節介」歓迎です。私は。

というか、障害者かどうかなんて究極は関係なく
困っている人を見かけたら、もっと普通に思ったままに
「大丈夫?」と言えるといいんじゃない?と思います。

無視するのも優しさの1つではありますが
日本人は、もうちょっと踏み込んだくらいが
ちょうど良いんじゃないのかな。

ヘトヘトで気分がハイだ(^^;;

長文、お読みくださりありがとうございました。
posted by chanmiyu at 22:37| 東京 ☀| Comment(0) | GH→ガイヘル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする